Next Steps
すべての必要事項をインストールし終えましたので、これで はじめての Tauri プログラム を作成する準備が整いました!
Tauri でプロジェクトを始めるためには、まずいくつかの依存関係をインストールする必要があります。
アプリ開発に使用するオペレーティング・システム(OS)により、各々のリンクに従ってください。
Tauri は、Linux 上での開発にさまざまなシステム依存関係を必要とします。システム依存関係はディストリビューションによって異なるかもしれませんが、セットアップの役に立つように、以下にいくつかの一般的なディストリビューションを記載しました。
sudo apt updatesudo apt install libwebkit2gtk-4.1-dev \ build-essential \ curl \ wget \ file \ libxdo-dev \ libssl-dev \ libayatana-appindicator3-dev \ librsvg2-dev
sudo pacman -Syusudo pacman -S --needed \ webkit2gtk-4.1 \ base-devel \ curl \ wget \ file \ openssl \ appmenu-gtk-module \ libappindicator-gtk3 \ librsvg
sudo dnf check-updatesudo dnf install webkit2gtk4.1-devel \ openssl-devel \ curl \ wget \ file \ libappindicator-gtk3-devel \ librsvg2-develsudo dnf group install "c-development"
sudo emerge --ask \ net-libs/webkit-gtk:4.1 \ dev-libs/libappindicator \ net-misc/curl \ net-misc/wget \ sys-apps/file
sudo zypper upsudo zypper in webkit2gtk3-devel \ libopenssl-devel \ curl \ wget \ file \ libappindicator3-1 \ librsvg-develsudo zypper in -t pattern devel_basis
sudo apk add \ build-base \ webkit2gtk \ curl \ wget \ file \ openssl \ libayatana-appindicator-dev \ librsvg
Using nix-shell
:
let pkgs = import <nixpkgs> { };inpkgs.mkShell { nativeBuildInputs = with pkgs; [ pkg-config gobject-introspection cargo cargo-tauri nodejs ];
buildInputs = with pkgs;[ at-spi2-atk atkmm cairo gdk-pixbuf glib gtk3 harfbuzz librsvg libsoup_3 pango webkitgtk_4_1 openssl ];}
もし、使用しているディストリビューションが上記に含まれていない場合には、GitHub の Awesome Tauri のページを参照して、ガイドマニュアルが作成されていないかどうか確認してみてください。
次のステップ: Rust のインストール
Tauri は Xcode とさまざまな macOS および iOS の開発関連の依存関係を利用します。
次のサイトのいずれかから Xcode をダウンロードしてインストールします。
インストール後には、必ず Xcode を起動してセットアップを完了させてください。
もしデスクトップ・アプリのみを開発する予定で、iOS 用アプリを作成しないのであれば、上記の「Xcode」の代わりに、「Xcode コマンドライン・ツール」をインストールすることもできます。
xcode-select --install
次のステップ: Rust のインストール
Windows での開発には、Tauri は Microsoft の C++ Build Tools と Microsoft Edge WebView2 の両方が必要になります。
次の作業ステップに従って 必要な依存関係をインストールしてください。
次のステップ: WebView2 のインストール.
Tauri は、Windows 上にコンテンツをレンダリングするために Microsoft Edge WebView2 を使用します。
Microsoft の Webview2 ダウンロード・サイト Download the WebView2 Runtime セクションから「Evergreen Boostrapper」ファイルをダウンロードし、インストールしてください。
次のステップ: Rust のインストール
Tauri は Rust で作られており、開発にも Rust が必要です。Rust のインストールには、次のいずれかの方法を使用します。その他のインストール方法については、https://www.rust-lang.org/tools/install を参照してください。
以下のコマンドを用いて、Rust のバージョン管理ルーツ「 rustup
」経由でインストールします:
curl --proto '=https' --tlsv1.2 https://sh.rustup.rs -sSf | sh
rustup
をインストールするには、Rust のサイト https://www.rust-lang.org/ja/tools/install を参照してください。
あるいは、PowerShell で以下のようにコマンドを入力することで、winget
を使用して rustup をインストールすることもできます:
winget install --id Rustlang.Rustup
変更を有効にするために、必ずターミナル (場合によってはシステム本体) を再起動してください。
次のステップ: Android および iOS 向けの開発を行なう場合は モバイル関連の設定 を、あるいは、JavaScript を使用する場合は Node のインストール を実行してください。それ以外の場合は、次章 プロジェクトの作成 に進んでください。
Node.js website を開いて LTS 版(長期サポート版)をダウンロードし、インストールしてください。
以下のコマンドを実行して、 Node が正常にインストールされたかどうかを確認します。
node -v# v20.10.0npm -v# 10.2.3
ターミナルを再起動して、新しくインストールしたプログラムが認識されているか確かめてください。場合によっては、コンピュータを再起動する必要があるかもしれません。
「npm」が Node.js のデフォルト・パッケージ・マネージャーですが、「pnpm」や「yarn」といった別のパッケージ・マネージャーを使うこともできます。こうしたパッケージ・マネージャーを有効化するには、ターミナルにて corepack enable
を実行してください。この処理ステップは、「npm」以外のパッケージ・マネージャーを使いたい場合にのみに必要な、任意項目です。
次のステップ: モバイル関連の設定 または プロジェクトの作成 です。
Android や iOS 向けのアプリ開発を行なう場合には、インストールが必要な追加の依存関係モジュールがいくつかあります:
JAVA_HOME
環境変数を設定します:export JAVA_HOME=/opt/android-studio/jbr
export JAVA_HOME="/Applications/Android Studio.app/Contents/jbr/Contents/Home"
[System.Environment]::SetEnvironmentVariable("JAVA_HOME", "C:\Program Files\Android\Android Studio\jbr", "User")
SDK マネージャーで「パッケージの詳細を表示」を選択すると、古いバージョンのパッケージをインストールできるようになります。古いバージョンは必要な場合にのみインストールしてください。互換性の問題やセキュリティ上のリスクが発生する可能性があります。
ANDROID_HOME
と NDK_HOME
の環境変数を設定します。export ANDROID_HOME="$HOME/Android/Sdk"export NDK_HOME="$ANDROID_HOME/ndk/$(ls -1 $ANDROID_HOME/ndk)"
export ANDROID_HOME="$HOME/Library/Android/sdk"export NDK_HOME="$ANDROID_HOME/ndk/$(ls -1 $ANDROID_HOME/ndk)"
[System.Environment]::SetEnvironmentVariable("ANDROID_HOME", "$env:LocalAppData\Android\Sdk", "User")$VERSION = Get-ChildItem -Name "$env:LocalAppData\Android\Sdk\ndk"[System.Environment]::SetEnvironmentVariable("NDK_HOME", "$env:LocalAppData\Android\Sdk\ndk\$VERSION", "User")
rustup
で Android を「ターゲット」に追加します:rustup target add aarch64-linux-android armv7-linux-androideabi i686-linux-android x86_64-linux-android
次のステップ: iOS 用の設定 または プロジェクトの作成。
rustup
を用いて、iOS を「ターゲット」に追加します:rustup target add aarch64-apple-ios x86_64-apple-ios aarch64-apple-ios-sim
/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
brew install cocoapods
次のステップ: プロジェクトの作成.
インストール中に何か問題が発生したら、「トラブルシューティングに関する項目」を参照するか、「Tauri コミュニティー」に問い合わせてみてください。
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すべての必要事項をインストールし終えましたので、これで はじめての Tauri プログラム を作成する準備が整いました!
【※ この日本語版は、「Nov 17, 2024 英語版」に基づいています】
Doc-JP 2.00.00
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