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Tauri

Vite

Vite(ヴィート)は、 最新の Web プロジェクトで、より高速で無駄のない開発体験が得られることを目指したビルド・ツールです。以下の説明内容は、「Vite バージョン 5.4.8」に準拠しています。 

チェック項目

  • tauri.conf.json では frontendDist として dist/ を指定します。
  • iOS の物理デバイス上で動作するように設定されている場合、開発サーバーのホスト IP に process.env.TAURI_DEV_HOST を使用してください。

設定例

  1. package.json の中に次の dev および build スクリプト設定があると仮定します:

    {
    "scripts": {
    "dev": "vite dev",
    "build": "vite build"
    }
    }

    Vite 開発サーバーと dist フォルダーをフック機能(関数)とともに使用して、Vite スクリプトを自動的に実行するように Tauri CLI を設定できます。

    tauri.conf.json
    {
    "build": {
    "beforeDevCommand": "npm run dev",
    "beforeBuildCommand": "npm run build",
    "devUrl": "http://localhost:5173",
    "frontendDist": "../dist"
    }
    }
  2. Vite の設定をアップデート
    vite.config.js
    import { defineConfig } from 'vite';
    const host = process.env.TAURI_DEV_HOST;
    export default defineConfig({
    // Vite が Rust のエラーを不明瞭にするのを防止します
    clearScreen: false,
    server: {
    // Tauri は固定ポートで動作しているので、そのポートが見つからない場合機能しません
    strictPort: true,
    // Tauri が要求しているホストが設定されている場合は、それを使用します
    host: host || false,
    port: 5173,
    },
    // `envPrefix` の項目で始まる環境変数は `import.meta.env` を通じて Tauri のソース・コードから参照できます
    envPrefix: ['VITE_', 'TAURI_ENV_*'],
    build: {
    // Tauriは、Windows では Chromium を、macOS と Linux では WebKit を使用しています
    target:
    process.env.TAURI_ENV_PLATFORM == 'windows'
    ? 'chrome105'
    : 'safari13',
    // デバッグ・ビルドでは「ファイルの軽量化(ミニファイ)」をさせない
    minify: !process.env.TAURI_ENV_DEBUG ? 'esbuild' : false,
    // デバッグ・ビルドで「SourceMap」を作成します
    sourcemap: !!process.env.TAURI_ENV_DEBUG,
    },
    });

【※ この日本語版は、「Nov 01, 2024 英語版」に基づいています】


Doc-JP 2.00.00


© 2025 Tauri Contributors. CC-BY / MIT