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Tauri

SvelteKit

SvelteKit(スヴェルトキット)は Svelte(スヴェルト)用のメタ・フレームワークです。SvelteKit の詳細は「公式サイト https://kit.svelte.dev/」をご覧ください。以下の説明内容は「SvelteKit 2.5.7 / Svelte 4.2.15」に準拠しています。

チェック項目

  • static-adapter 経由で SSG および/または SPA を使用してください。Tauri はサーバー・ベースの方式には対応していません。
  • tauri.conf.json では frontendDist として dist/ を指定します。

設定例

  1. npm install --save-dev @sveltejs/adapter-static
  2. tauri.conf.json
    {
    "build": {
    "beforeDevCommand": "npm run dev",
    "beforeBuildCommand": "npm run build",
    "devUrl": "http://localhost:5173",
    "frontendDist": "../build"
    }
    }
  3. SvelteKit の設定アップデート
    svelte.config.js
    import adapter from '@sveltejs/adapter-static';
    import { vitePreprocess } from '@sveltejs/vite-plugin-svelte';
    /** @type {import('@sveltejs/kit').Config} */
    const config = {
    // 前処理系の詳細については、公式サイト
    // https://kit.svelte.dev/docs/integrations#preprocessors を参照してください
    preprocess: vitePreprocess(),
    kit: {
    adapter: adapter(),
    },
    };
    export default config;
  4. 「SSR」の無効化

    最後に、「SSR」(サーバーサイドレンダリング)を無効化し、以下の内容を含む「ルート +layout.ts ファイル」(TypeScript を使用していない場合は +layout.js)を追加して、事前レンダリングを有効化する必要があります:

    src/routes/+layout.ts
    export const prerender = true;
    export const ssr = false;

    static-adapter は、アプリ全体に対して「SSR を無効化」することを求めているわけではありませんが、そうすることで、(Tauri の API のような)グローバル・ウィンドウ・オブジェクトに依存する API を クライアント側のチェック なしで使用できるようになります。《リンク先は、Svelte 公式サイトの FQA ページ(英語版)です》

    さらにいえば、「SSG」(静的サイト生成)よりも「シングルページ・アプリケーション (SPA)」モードを好む場合は、アダプタ関連ドキュメント 《英語版ページ》に従ってアダプタ設定と +layout.ts を変更できます。

【※ この日本語版は、「Nov 01, 2024 英語版」に基づいています】


Doc-JP 2.00.00


© 2025 Tauri Contributors. CC-BY / MIT